ツブラジイの花の詳細画像です。

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 花穂は新枝に集まってついています。試験管ブラシのような形をしているのが雄花穂で、枝の下部に多数ついています。雌花穂は新枝の上部にあり、数は少なく、直立しています。

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雄花穂の全体像

 この雄花穂には45個の雄花があり、花穂全体の長さは56mmでした。

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雄花穂の細部

 直径3mm程度の小さな雄花がびっしりと集まっています。個々の雄花には、雄しべが10〜12本ほどあります。雄しべを包む花被は6枚です。独特の強い臭いがします。

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雌花穂の全体像

 雄花に比べて、個々の花同士の隙間が大きいようです。

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雌花穂の細部

 雌花は小さく、直径は1mmくらい、高さは2mmくらいです。あまりにも小さいので、詳しい構造はよく分かりません。

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 日本平では一番茶の収穫が終わった頃が花期です。この頃には、あちらこちらで写真のように、全体が花で白っぽくなった木を見かけます。同時期にスダジイも開花し、あちこちで特有の臭いが漂います。


2007年 5月中旬
 駿河区 舞台芸術公園にて撮影・採取

 

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