ヤブヘビイチゴ 学名 Duchesnea indica

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 バラ科ヘビイチゴ属の多年草。本州(関東以西)、四国、九州、沖縄および東アジアから東南アジアにかけて分布。日本平でも、少し日当たりの悪い草むらや林縁で見かけます。

 茎は地面をはって伸びてゆき、先端部分は起き上がります。葉は3出複葉で、小葉の長さは3〜7pほどあり、よく似たヘビイチゴよりも一回り大き目です。


2008年 5月上旬
 駿河区 有度山遊歩道にて

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 花は直径2cmくらいで、花弁は5枚あります。花弁の間に見えている黄緑色のとがったものが萼(がく)で、萼の間に見えているものは副萼とよばれます。


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横から見た様子


2007年 4月中旬
 駿河区 有度山遊歩道にて

 「果実」は直径13〜20mmで、ヘビイチゴよりも一回り大きめです。

 表面についている粒々が本物の果実で、果実を乗せた土台部分は果床と呼ばれます。ヘビイチゴの果床には光沢はありませんが、本種の果床にはやや光沢があります、また、ヘビイチゴの果実には微小な突起があるのに対し、本種の果実の表面は平滑です。


2013年 6月上旬
 駿河区 遊木の森にて



「ヘビイチゴっぽい黄色の花」一覧

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