ヘビイチゴ 学名 Duchesnea chrysantha |
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バラ科ヘビイチゴ属の多年草。日本各地および中国〜東南アジアに分布。有度山においても、日当たりが良くて少し湿った場所でよく見かけます。 茎は地面をはって伸びてゆきます。葉は互生し、3出複葉です。小葉は長さ2.5〜3pほどで、縁に鋸歯があります。よく似たヤブヘビイチゴよりも一回り小型です。
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有度山では、花は4月から5月前半にかけて咲きます。直径1.5pほどで、花弁は黄色くて5枚あります。また、尖った三角形の萼(ガク)の下に副萼という葉のようなものがあります。 |
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5月にはいると赤い実がつきます。直径は1p程度です。全体にツブツブがありますが、このツブツブの一つ一つが果実となります。食用のイチゴと同じ構造です。 果実の表面には微細な突起があってデコボコしています。ヤブヘビイチゴでは果実の表面がなめらかであり、見分ける際の判別点となります。 2013年 5月上旬 駿河区 静岡大学付近にて (有度山で見られるものとして)似たものにミツバツチグリ、オヘビイチゴというものがありますが、本種と異なり、副萼に切れ込みがない点で判別できます。 「ヘビイチゴっぽい黄色の花」一覧へ |
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